青春の詩

青春の詩
こんにちは!オルセル齋藤です。
年末、最後の追い込みで、すき焼き屋さんのネットショップの運営をしています。

目標は昨対比の4.5倍。
しかし、売上の半分を担ってくれるはずの勝負の商品が開始1週間で、まさかの供給不可。
この年末の目標に向けて、その新商品をこれまで育ててきたのに供給がされないということで、目標の達成は絶望的になりました。

その際にお客様とは、
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「勝負の商品が供給されないなら目標達成は厳しいですよね」

お客様
「そうかもしれないけれど、プロなんだから、立てた目標達成をなんとか達成してほしい」
「そもそも、齋藤さんが商品の供給を確保して欲しい、確保してもし売れなければ齋藤さんが全部買う、と言ってくれたらよかったのに」


「え、それは私の仕事ではないですよね」
「そしてそもそも供給されないなんて初耳です」

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のような会話をしました。
私からしたら当然だと今でも思いますが(笑)

でも、私もお客様も絶対に達成したいという思いは変わらなかったので、なんとか今ある商品で戦おう・できることは全てやろうと決意し、毎日必死に売上を追って参りました。

・私の方では、全ての商品、といっても2種類しかないのですが、それを徹底的に見直して、少しでもアクセス・転換率が上がるように様々な対策をする
・お客様の方では、配送を大晦日まで対応していただくための人員(5名!!)を確保していただいたり、ご実家からお米をご提供いただいておまけとしてつける
・そして何より、みんなで絶対達成できると信じる

など、できることを文字通り全てやりました。
その結果、あとわずかで達成というところまで来ることができました。

それだけでなく、勝負商品なしという片手落ちの状況で達成することで、来年以降のさらなる売上アップの可能性が非常に高まりました。
この1ヶ月間、いろいろなドラマがありましたが、目標数字に向けた達成への意欲の重要性とその楽しさを再確認することができました。


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昨日、コンサルティングのクライアント様とも話し合ったのですが、長くネットショップを運営されていたり、経営されていたりすると、これまでの色々なご苦労やご経験で、熱意が低下してしまっている方がいらっしゃるように、今年は特に感じました。

先行きが見えない不安や、やれることはもうやっているという自負(思い込み?)、忙しいからという言い訳、行動しようという意欲の低下、あきらめ、マンネリ。

競合が増えたり、仕入れ先がネットショップを始めてしまったり、送料や原料価格が上がったり、いろいろな問題があるのは重々承知ですが、だからと言って熱量を低下していいわけではありません。
むしろ、困っているショップこそ、ネットショップをスタートしたり会社を立ち上げた頃を思い出して、エネルギーを高めて取り組んでいかなければいけないのに、と思います。

今年もたくさんのショップのサポートをさせていただきましたが、熱意や行動力の低下が原因の方が多いように思いました。
面と向かってはっきり申し上げることはできませんが。

情熱を恋愛に例えている記述がありました。
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1.好きな人のことは、どんなことでも知りたい(好奇心)
2.好きな人の姿や声は、混雑しているところでも見つけられる(興味)
3.好きな人に興味を持ってもらうために、必死で工夫する(創意工夫)
4.好きな人を守るためなら、身を投げ出してもいい(命懸け)
5.好きな人に会うためなら、早起きも全く苦にならない。それどころか幸せ・ワクワク(プラス思考)
6.好きな人とのデートや楽しいシーンを空想する(イメージ)

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ネットショップには希望が持てない、自分の事業は先がない、だからこんな気持ちは持てないと言われる方もいるかもしれません。

でも、ここまで一緒に戦ってきて、そして今も自分を養ってくれている事業です。
簡単に見切りをつけず、「もう一度あの頃に戻って、やり直してあげよう」という気持ちを持ってあげてもいいのではないでしょうか。

すき焼き屋さんを運営して1年、たった2商品で戦っているお店ですが、他の長く運営されている店長さんから「うらやましい」と言っていただけるくらいの売上を上げています。

1年という時間と熱意さえあれば、必ず好転することができるはずです。

最後に、私の好きな「青春の詩」をご紹介します。

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青春とは人生のある期間ではなく、心の持ち方をいう。
バラの面差し、くれないの唇、しなやかな手足ではなく、たくましい意志、ゆたかな想像力、もえる情熱をさす。
青春とは人生の深い泉の清新さをいう。

青春とは臆病さを退ける勇気
やすきにつく気持ちを振り捨てる冒険心を意味する。
ときには、20歳の青年よりも60歳の人に青春がある。
年を重ねただけで人は老いない。
理想を失うとき はじめて老いる。
歳月は皮膚にしわを増すが、熱情を失えば心はしぼむ。
苦悩、恐怖、失望により気力は地にはい精神は芥(あくた)になる。

(サムエル・ウルマン「青春の詩」)

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とはいえ、これまでのネットショップのテクニックだけではなかなか売上を伸ばすことはできない時代です。
ネットショップの売上アップだけに限らず、

・商品をどこから供給するのか
・商品をどこで作ればいいのか
・マーケティング戦略をどのように立てたら良いのか
・スタッフの方をどのように巻き込んでいけば良いのか
・人脈をどのように作れば良いのか
・販売網をどのように作っていけば良いのか
・海外に向けて販売するにはどうしたら良いのか
・新しい事業を一緒に始めるパートナーを探したいがどうしたら良いのか
・やりたいことがあるんだけれども、良いアイデアはないのか?

など、どのようなお悩みでも良いので、ぜひご相談ください。
そのために私たちは活動しております。


本年も大変お世話になりました。
来年もよろしくお願いいたします。
良いお年をお過ごしくださいませ。
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