仕入れ商品と自社商品それぞれの悩みとその解決法

仕入れ商品と自社商品それぞれの悩みとその解決法

お世話になっております。オルセル齋藤です。
たくさんのECのお客様のコンサルティングを15年させていただいてきました。

ネットショップをされているお客様をざっくり2つに分けると、

・仕入れ商品の販売をされている方
・自社ブランドの商品を販売されている方

がいらっしゃいます。

そして、それぞれのお悩みは、各2つのパターンに大別されると思います。

----------------------------------------------------------------

<自社ブランドの方>

【Aパターン】
ブランドの認知がないため、全然売れない。
どこのブランドにも負けない、超いい商品なのに。

【Bパターン】
ブランドの認知はある。
だが、取引先(卸先・代理店)との関係で価格を下げることができない。
取引先を縛ることは独占禁止法違反になってしまう。
自分のところの商品なのに、自由に販売ができない。


<仕入れ商品の方>

【Cパターン】
メーカーに販売価格を規制されていて、価格を安くしたりすることができない。
一方で、ライバルがたくさんいて、中にはインチキをするところもある。
でも自分は自由に動けない。

【Dパターン】
メーカーに販売価格を規制されていない。
だから、みんな値下げ競争をしまくっているため、値段を下げざるをえない。
円安も相まって、利益が全く出ない。

----------------------------------------------------------------

だいたいこの4つのパターンに分かれますが、いかがでしょうか。
そして、これらのパターンから、成功できる理想的なビジネスのパターンが導き出せます。

----------------------------------------------------------------

<自社ブランド>
【Eパターン】
取引先に依存せずに、ブランド力を確立させる。
そして、自由にEC事業を展開する。

<仕入れ商品>
【Fパターン】
ブランド力が強く、信頼関係を深く築けるブランドと、独占代理店契約ないしは代理店の中でも強い地位に立つ。
そして、価格やライバルの問題に囚われずに、自由にEC事業を展開する。

----------------------------------------------------------------

絵に描いた餅と思われるかもしれませんが、成功しているECはEパターンかFパターンの方がほとんどです。

それではどうやってこれらのパターンに持っていくのか。

例えば、自社ブランドの方で取引先がいらっしゃる場合には、商品をまずは限定してEパターンの市場を作る。
仕入れの方は、仕入れ先を開拓する・もしくは独占できるように営業をかける。

広告やSEO、デザイン等のECテクニックも重要ですが、それよりも上位のビジネススキームについて考えると解決が早い場合があります。

弊社のコンサルティングサービスは、 ECのノウハウはもちろんですが、それを超えてビジネススキームまでサポートさせていただく点が、セールスポイントです。

一覧に戻る

お問い合わせ