ショップ名・ブランド名の付け方

こんにちは!オルセル齋藤です。

ショップ名やブランド名をどのように付けたら良いのかというご質問をお受けすることがあります。

特に多くいただく質問が、SEOを勉強されたり意識されておられる方から、
「キーワードを入れた方が検索で引っかかるようになると思うから、キーワードを入れようと思うがどうか」
という内容です。

この点について、Googleは、ショップ名やブランド名についての言及は全くしておらず、キーワードは全く無視して、固有名詞を付けてOKだと言っています。

むしろ、キーワードを無理やり入れたようなショップ名やブランド名は、スパム行為(検索エンジンを騙す不当な行為)と捉えられる可能性もあります。

愛着が湧いて頑張ろうと思えるような名前や、お客様に愛されるような名前を、言葉を選んだり造語を作ったりして付けていただければと思います。

1点注意した方が良いのが、同じ名前をすでに付けているショップやブランドが多数あったり、同じ名前のナショナルブランドがあったりする場合です。

あまりにたくさんの名前がすでに存在しているような場合には、たとえ自分の店にファンができたとしても、その人が検索エンジン経由でたどり着かなくなる可能性があります。

また「シャネル」「Google」「楽天市場」などの名前を付けるのは訴えられる可能性すらあります。

できれば名前をつける際に一度検索してみていただいて、同名の会社があるのかないのか、あるとしたらどのくらいの数がいてどんな会社なのかは調べてみた方が良いと思います。


ちなみに、弊社の名前はオルセルと言いますが、大阪に1社同名の会社があります。

16年前に会社を作る際に、「お客様の売上を全部上げたい」という思いから、
「全部売る」→「All sell」→「Alsel(オルセル)」
という名前を考えてつけたのですが、最初はこの「オルセル」という言葉をお客様がなかなか発音していただけなかったばかりか、スタッフも私もスムーズに言うことができずに大変苦労したのを覚えています。

「お電話ありがとうございます。株式会社オルセルです。」
が言えなかったのです。。

なんて読みづらい名前を付けてしまったのだ、、と思ったこともありましたが、今ではお客様も、新規でお問い合わせをいただける方も、求職者の方もみんな「オルセル」とすらっと言っていただけます。

会社や人間は成長しますが、名前も実は一緒に成長したりしているのかなとか、言霊ってあるのかな、と思ってしまいます。

不思議です。
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