こんにちは!オルセル齋藤です。
今日は、
・先月私が運営したショップの商品レビュー率が7%だった話とか、
・レビューを4にされてしまった理由が、おまけでつけている締めのうどんのことだったこととか、
・親切でわざわざやってあげたことなのに悪く取られることってありますよね、という愚痴
等を書かせていただこうと思っておりましたが、素晴らしい本に出逢ったのでご紹介させていただきます。
「三流シェフ」という本です。
フランス料理界の巨匠、三國清三さんが書かれた本です。昨年末に発売されたものです。
一昨日、テレビで三國さんのこととその本を特集で紹介されていて、
「こんな人がいるのか」
と大変感銘を受けて、その場でアマゾンで本を購入しました。
昨日の夜、22時半にジムから帰ったところ、もう本が届いていたので、トレーナーに追い込まれまくってフラフラだったのですが、少し読み始めました。
そしたらもう本当に面白くて、最後まで一気に読んでしまいました。
三國さんは現在67歳。
北海道の田舎の、本当に貧しくて学校にもろくに行けなかった中卒の少年が、世界で称賛される大料理人になるまでのリアルなストーリーが書かれています。
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・絶対に不可能と思われる道を、信念と情熱で突破できること
・人の嫌なことを、機嫌よく引き受けると道が開けること
・誰にも負けない努力の意味とその効果
・本をたくさん読まないと成功できないこと
(三國さんは中卒で勉強もあまりできなかったのに、松下幸之助の「道をひらく」に感銘を受けます)
・コミュニケーション能力は徹底的に磨くべきこと
・事業にはマーケティングを戦略的に行うことが重要なこと
・昔のような体で覚えるというスタイルではなく、今の時代にあったマネジメントは必要なこと・時代には逆らうべきでないこと
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など、成功法則、生き方から仕事の仕方、経営やマーケティング等、もう本当にたくさんのことをワクワクしながら学べます。
特に、帝国ホテルで中卒が理由で社員になれないことが決定したところから、本場のフランス料理を食べたことすらないのに、いきなりジュネーブにある日本大使館の料理人に抜擢されてしまうシーンが大好きです。
直感→行動→反省というサイクルこそが成功に繋がっているという見本のようなストーリーです。
読んでいるとおなかが空いてきてしまうのがちょっと難点ですが、新年に読むのにふさわしい本ではないかと思いましたので、ご紹介させていただきます。