ネットショップ運営に活きる。競争戦略のアプローチ

ネットショップ運営に活きる。競争戦略のアプローチ
こんにちは!オルセル齋藤です。
今週も、ネットショップの経営者の方と、事業の改善について格闘しています。

現在のようなECの環境ではまさにマーケティング力・経営戦略力が試されています。

市場が伸びている時とは違って、ラッキーは起きないので、今売上を伸ばせているかが、力の見せ所ということです。


競争戦略には、2つの考え方があります。

1つ目は「ポジショニングベース論」です。

簡単に言えば、自分がどこにいるかで勝敗が決まるという考え方です。
つまり、自分の位置する環境によって結果が左右されるということです。

もう1つは「リソースベース論」。

こちらは、自分がどこにいるかではなく、持っている資源によって勝敗が決まるという考え方です。
環境よりも、自分が有するリソースが重要だという視点です。

環境と資源。

もちろん両方重要なのですが、私が20年間見てきた限り、どちらかというとポジショニング、つまり自分のいる環境がどこなのかを考えて運営したほうが良い方が圧倒的に多いような気がします。

市場が縮小している場所にしがみついて戦っていても、例えるなら魚がいない池で釣っていても、意味がありません。

売上が月3万円しかない市場で戦おうとしても、そもそも戦う意味がありません。
そんなのありえないと思われるかもしれませんが、本当に多くの方がそのような間違った選択をしています。

そして、一番良くないのは、これまで上手くいっていたことが自分の力だと過信してしまうこと。
本当にそうだったのでしょうか。

市場が成長しているときは、誰だって上手くいきます。
このことは、ベトナムをはじめとした新興国の社長さんと付き合っていると、とてもよくわかります。

厳しい、感じの悪い言い方かもしれませんが、私がサポートしているお客様達には激しく同意していただいてます。

目隠ししながらの運営はやめて、答えを見て運営する方が良いのではと思います。
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